電通、AIでテレビ番組の視聴率の事前予測する「SHAREST(β版)」を開発
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電通、AIでテレビ番組の視聴率の事前予測する「SHAREST(β版)」を開発

編集部 2017/6/20 13:00

株式会社電通(以下電通)は、人工知能(AI)学習手法のひとつであるディープラーニング(深層学習)で、高精度にテレビ視聴率を予測できるシステム「SHAREST(β版)」(シェアレスト・ベータ版)を開発した。

電通は2015年10月より、データアーティスト株式会社との共同で過去の視聴率・番組ジャンル・出演者情報・インターネット上のコンテンツ閲覧傾向などを教師データとしたディープラーニングによるモデル構築をスタート。放送前のテレビ視聴率を予測するシステムの研究開発を目指してきた。そして今回、高速データ解析プラットフォーム内で予測視聴率を算出するシステムの構築に成功したとのこと。

同社は今後、関東地区で1週間内の放送枠の高精度な視聴率予測を実現するための検証プロジェクトを実施。関西や中部地区へのプロジェクト拡大も予定している。

過去のテレビ視聴とマーケティングデータとの関連性をAIが学習することで、これまで達成が困難であったターゲット別(性年代別など)の視聴率予測とその自動化が実現。これにより、ターゲットが異なる商材の広告を最適なCMポジションに割り付けることが可能になる。電通では今後、社内で予測視聴率を用いた実施検証を行い、将来的にはテレビCMの素材割り付けの高度運用と広告効果を高める実証を進めていく。

また、複数ブランドのCM素材を広告枠に割り付ける時、視聴率の予測は人力で行われていたが、業務負荷が膨大になるという課題があった。視聴率予測のAI対応による自動化は、業務の効率化においても効果があると期待されている。

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