日本テレビ、リアルタイム字幕制作システムに音声認識技術AmiVoiceを採用
30JUN

日本テレビ、リアルタイム字幕制作システムに音声認識技術AmiVoiceを採用

編集部 2017/6/30 17:00

日本テレビ放送網株式会社(以下日本テレビ)は、株式会社アドバンスト・メディアが開発した音声認識技術AmiVoiceをリアルタイム字幕制作システムに採用することを発表した。字幕作成システムの構築はエル・エス・アイ・ジャパン株式会社が行う。スポーツ中継番組を中心とした、生放送番組の字幕作成に活用する予定だ。

日本テレビでは2005年より独自のリアルタイム字幕制作システムを運用していたが、機能強化した新システムの開発にあたって、音声認識技術AmiVoiceを採用した。

AmiVoiceはスポーツ中継番組のオンエア音声を専門のアナウンサーが復唱することで、音声認識技術によりテキストを作成するシステム。認識したテキストの修正や確認を人の手で行った後、字幕として映像に付与される。また、野球・サッカーといった競技ごとに専用辞書を作成し、選手名などの認識率も高い。復唱するアナウンサーの声を学習するため、使えば使うほど認識率が向上する。

昨今、静音が求められる環境下での視聴や、聴覚障害者・高齢者などの視聴補助の観点からもテレビ字幕のニーズが増加している。総務省はできる限り多くの放送番組に字幕の付与充実を目指す行動指針を明確にしており、字幕作成は各放送局の大きな課題だ。

こうした背景から、より迅速な字幕の送出を実現でき、かつ修正の手間が少ないシステムが求められている。日本テレビによる製品テストで最も高い音声認識率を示したのがAmiVoiceだったことから、今回の採用に至ったという。

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