ネット動画の利用者はテレビも見ている?博報堂「第5回動画サービス利用実態調査」
09OCT

ネット動画の利用者はテレビも見ている?博報堂「第5回動画サービス利用実態調査」

編集部 2017/10/9 07:00

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、「第5回動画サービス利用実態調査」を実施し、その調査内容を10月3日に発表した。

本調査は2015年12月に第1回を実施。年に2回10万人規模のサンプル数でインターネット経由から視聴できる動画サービスの利用実態を定点的に把握することが目的で行われている。

今回の主な調査結果は以下の通り。

1. ネット動画サービスの利用率は76%と、前年同時期に比べ約9%伸長している
・ネット動画サービス利用率(※1) :76.4%(67.2%)+9.2%

2. テレビ局によるネット動画サービスは利用率が約10%に上昇
・民放キャッチアップサービス利用率 :10.0%(6.0%)+4.0%
・AbemaTV利用率 :9.9 % (4.1%)+5.8%

3. ネット動画サービス利用者によるテレビ視聴時間は、全体(全調査対象者)と変わらず、ネット動画サービス視聴時間がプラスされている
【1日あたりのテレビ放送(録画再生視聴を含む)およびネット動画サービス視聴時間】
 ・全体(全調査対象者) :テレビ放送 175分、無料動画 13分、有料動画 3分
 ・【無料】動画サービス利用者 :テレビ放送 172分、無料動画 18分、有料動画 4分
 ・【有料】動画サービス利用者 :テレビ放送 175分、無料動画 25分、有料動画 24分
  ※1 調査日より1カ月以内の利用

この調査結果から、ネット動画サービス利用者とテレビ局によるネット動画サービス利用者が順調に伸びていることがわかる。

一方で、注目は「テレビ放送とネット動画サービスの視聴時間の比較」だ。動画サービス非利用者も含む全体、無料動画サービス利用者、有料動画サービス利用者ともに、テレビ放送の視聴時間はほぼ変わらない。動画サービス利用者も多くの時間、他と同じようにテレビを視聴していることが伺える。

ネットの出現によりテレビ離れが進んでいるといわれる昨今だが、今回の調査により動画サービス利用者が非利用者と同じくらいテレビを見ていることがわかった。動画サービスにテレビユーザーが流れたのではなく、新規のメディア接触に多感なテレビユーザーが並行して動画サイトを見ている可能性が垣間見える結果といえるだろう。

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