TBS、グリーと共同で宇宙を体感できるワークショップ「月面キッズキャンプ」開催
編集部
株式会社TBSテレビ(本社:東京都港区、以下TBS)はグリー株式会社(本社:東京都港区)と共同で、2019年3月25日(月)~3月31日(金)の間、東京都稲城市および神奈川県川崎市のよみうりランドにて、「月」のVR体験や体感型宇宙展示、宇宙ゲームのプログラミングなどを通して宇宙を体感できるワークショップ「月面キッズキャンプ」を開催することを発表した。
特設ページ:https://ariena-lab.com/moon-kids-camp/
TBSテレビはこれまで、JAXAの協力を仰ぎつつ、宇宙に関する情報・教養番組を数多く手がけてきた。また、東京放送ホールディングスが、資源探査などの宇宙開発を手掛ける株式会社ispaaceに出資するなど、日本企業における宇宙開発事業への貢献も目指してきた。また、グリーもこれまで、宇宙を題材としたエンターテイメント開発を実施。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構とVR/AR分野で連携協力をとってきた。
今回の企画は両社が協力することで、宇宙産業の担い手となる子どもたちに宇宙の魅力を体感してもらうことがねらい。
■「月面キッズキャンプ」ワークショップ内容
●感じて知る月面VR体験「ありえなLAB」
グリーが2018年より実施している先端技術を用いた体感サイエンスツアー「ありえなLAB」を開催。月面キッズキャンプでは、4種類の学習コンテンツをもとに、地球と月では環境がどのように異なるのかをVR体験で学ぶことができる。
・月ロケットツアー ~月の大きさを感じる旅へ~
ヘッドマウントディスプレイを装着して、VR空間にある宇宙空間に向かうジェット機に乗り込むコンテンツ。月と身近な物の大きさを比べることで、月の大きさを体感できる。
・月面シュート! ~ボールを投げて重力を感じよう
VR空間内で行われる月面玉入れゲーム。月で物を投げると地球と比べてどのくらいの高さで落ちてくるのかを感じることができる。
・月面ドライブ ~月列車で月を爆走~
VR空間内の月面をバギーで運転するコンテンツ。タイヤによる走行スピードの違いを体感することで、月面の砂、「レゴリス」の特徴を学習できる。
・月の形のミステリー ~月の満ち欠けの謎を解け!~
「月の満ち欠け」を、VRを使うことで視覚的にわかりやすく理解できるプログラム。
■見て知る宇宙展示
会場では「月」や「ロケット」をテーマにした様々な展示を実施する。ロケットの1/24サイズ模型や月周回衛星の1/16サイズ模型、月面探査機のレプリカなどの展示を予定している。また、実際の宇宙飛行士が訓練や会見の際に着用する「ブルースーツ」の試着体験も楽しめる
・Spaceship2050
宇宙船の窓から見える景色を見られるなど、宇宙船に登場しているような気分を体験できる。合同会社Yspaceの協力を得て展示される。
・AR砂遊び「月面で宝探し」
リアルな砂場にプロジェクターで月面を投影。月面に埋まった宝探しゲームを体験できる展示。深度センサーを利用することで、子どもたちの動きに合わせて月面の様子がリアルタイムで変化していく。
■プログラミングで月面探査ゲームを開発しよう!
プログラミング学習用ソフト「Scratch(スクラッチ)」を利用したワークショップ。月面探査機で月の意思を集める簡単なゲーム開発に挑戦する。「Tech Kids School」の監修のもと、インストラクターが基本操作からサポートする。