映像メディアの価値を映す Screens

民放公式テレビポータル「TVer（ティーバー）」は、サービス開始から3年が経過し日本国内でも有数の動画配信プラットフォームへ成長しているが、この度、「TVer」を含む民放キャッチアップサービスを「TVerプラットフォーム」とし、この全体像をまとめた『TVer メディアガイド（2019 年1月版）』を参加各局が共同して作成したことを発表した。

TVer メディアガイド概要は、TVerの「普及状況」「利用状況」「動画広告」の項目別で作成されており、詳細は以下の通り。そして2月7日に、東京国際フォーラムにて行われた、JAAA（日本広告業協会　Japan Advertising Agencies Associationの略称）主催の「テレビ広告ビジネスフォーラム2019」では、博報堂ＤＹメディアパートナーズ 河村徹生氏の講演「テレビデータの全貌」でもTVerメディアガイド概要から一部資料が使用されている。

テレビデータの全貌とさらなる広告効果可視化の取組み【テレビ広告ビジネスフォーラム2019】レポートvol.2

■TVer メディアガイド概要

【TVer の普及状況】
・11 のモバイルアプリと PC サイトで配信を実施
・月間再生数 9000 万超、月間 UB 数 1300 万超
・オンライン動画プラットフォームとしては YouTube に次ぐ規模へ、などを掲載

【TVer の利用状況】
・セッションあたり平均 27.5 分の長い視聴時間
・1 ユーザー当たり 6.6 回の月間再生回数
・専念視聴度が非常に高く、視聴維持率も高い、などを掲載

【TVer の動画広告】
・画面内表示率や音声有率など、各指標で高い視聴質 （Audible 率 98.8%・Audible かつ Visible な 30 秒再生完了率 84.5%)
・アイトラッキング調査より広告視線注目率85%とTVに次ぐ高注目率、などを掲載

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