TBS、NTTドコモの5Gプレサービスを活用した日本初の5G伝送による地上波テレビ生中継
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TBS、NTTドコモの5Gプレサービスを活用した日本初の5G伝送による地上波テレビ生中継

編集部 2019/11/4 09:56

TBSテレビでは、11月1日、地上波の報道・情報番組(『あさチャン!』『ひるおび!』『TBS ニュース』)で、渋谷スクランブルスクエア開業初日の模様などの一部において、5Gプレサービスを活用した生中継を実施した。

地上波放送の生中継では放送品質を保つため、通常、中継車に設置されたカメラのリモートコントローラーを用いて、綿密な色彩調整やアイリスコントロール(明るさ調整)が求められる。また、中継のタイミングを知らせるための信号(タリー信号)や、スタジオのキャスターと掛け合いトークを行うための低遅延映像信号(送り返し映像)を、本社から中継現場に伝送する事も求められる。

5Gデータ通信端末
カメラリモートコントローラー(TBS赤坂放送センター)

今回の中継では、5Gのネットワーク上にVPN(バーチャルプライベートネットワーク)を構築し、TBS赤坂放送センターと中継地点となった渋谷スクランブルスクエアをダイレクトに接続し、赤坂放送センターに設置したカメラリモートコントローラーで、中継先カメラの遠隔制御を行った。

ハイビジョン映像伝送には (株)ソリトンシステムズ社の CODEC(映像符号化技術)を用い、送り返し映像伝送にはTBSで開発した映像伝送システム「LIVEBACK」を使用。これらを「高速・大容量」の特徴をもつ5G プレサービスと組み合わせる事で安定した映像伝送を行い、さらに5G の低レイテンシー(低遅延量)という特徴を生かしたカメラコントロールシステムを併用することで、今までは困難だったきめ細かい制御が実現可能となり、高品質のライブ中継が実現した。

TBSテレビでは、このリモートプロダクション技術(遠隔番組制作手法)を応用し、突発のニュース中継などにおいても高品質の中継を目指すと共に、遠隔無人監視など他業種への応用研究も進めていく方針だ。また放送番組制作現場での人員の最適化を推進し、働き方改革の推進による番組クオリティの向上を目指していくという。

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