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株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社学研プラスは、読売テレビ放送株式会社、株式会社JTBとの協働プロジェクトとして、オリジナル物語『うわばきクック』を使った日本語の特別授業をフィリピンで行った。

本プロジェクトは、日本企業の海外進出で増加している海外子女や、海外で日本語を学ぶ現地学生の日本語力向上をサポートすることを目的に、公益財団法人海外子女教育振興財団の協力のもとスタート。2014年にシンガポールで実施以降、台北、ジャカルタ、上海、クアラルンプールと続き、通算6回目はフィリピンにて開催。

今回は、読売テレビのアナウンサーである森若佐紀子、本野大輔、岩原大起を講師に迎え、11月26日には在フィリピン日本国大使館附属マニラ日本人学校、翌27日にはファーイースタン大学にて授業を実施。マニラ日本人学校では、物語を読んで“どのように言葉を使って相手に思いを伝えるか”をテーマにした授業を小学3年生に向けて行い、児童からは「読む楽しさが伝わって楽しかった」「音読が今までよりよくできた」との声が上がった。

ファーイースタン大学では、日本語を学ぶ現地の大学生に『うわばきクック』を朗読してもらい、物語に出てくる“スタスタ”“キョロキョロ”といった日常会話で使う表現をアナウンサーらが説明。授業後には、学生から「今まで日本のアニメで“スタスタ”などの表現は見ていたが、アナウンサーに説明してもらってどういう意味かよく分かって楽しかった」との感想が寄せられた。