HBC 北海道放送株式会社は、2018年7月にサービスを開始した「HBC LINE NEWS」が、先月末にユーザー登録者数15万人を突破した。

HBC LINE NEWSは、メッセージアプリLINEのメディアアカウント機能を利用して、LINEユーザーにニュースを配信するサービス。HBCニュースアカウントを「友だち登録」しているユーザーに、「ニュースダイジェスト」と「速報」をプッシュ送信する機能となっている。

決まった時間に送られてくるローカルニュースや独自の気象情報に加え、災害時の生活情報や新型コロナウイルスの感染者速報など、細かな情報発信がユーザーに好評の模様。2018年7月にスタートし、ユーザーの数は当初は数千人だったが、2018年9月の北海道胆振東部地震で被害や生活情報をきめ細かく速報したことなどから「友だち登録」の増加のペースが上がったという。その後、2019年5月に5万人、2020年1月に10万人を突破し、8月には15万人となった。

今年春からは平日午後6時の定時配信に加えて、新型コロナウイルスの道内感染者数を随時、速報。また、気象庁から道内放送局で最初に予報業務の許可をうけたHBCウェザーセンターによる独自の天気予報などがユーザーの高い支持を受けているという。HBCは今後、ネット配信を担当する編集記者を増員し、内容をさらに充実させていく方針だ。

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