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OHK岡山放送は26日、岡山市北区下石井で開発中の「杜の街グレース第一期プロジェクト」オフィス・商業棟（仮称・10階建て）内に、新本社オフィスが竣工したことを発表した。

OHKはオフィス・商業棟の8～10階部分を区分所有し、今年7月、現本社（岡山市北区学南町）から本社機能を完全移転する計画。また、学南町現本社については、26日付で両備ホールディングス(株)へ売却した（売却価格は非公表）。

新本社オフィスへの移転対象部門は、学南町本社の全部門（管理・営業・放送運行部門）及びグループ会社で、約140名が入居する予定。現在は各フロアに分散し業務を行っているが、新本社オフィスでは1フロア約600坪の広大なオフィス特性を生かし、部署やグループ会社をフロア集約し、コミュニケーションと業務効率の向上を図る。また2014年イオンモール岡山内に開設した報道制作拠点「OHKまちなかスタジオミルン」の徒歩圏内に本社機能を構えることで、岡山市中心部における2拠点連携を深め、多様化するニーズに合わせた情報発信機能をより強化していくという。

また、これまでOHKは可視化されたスタジオとオフィス「ミルン」を通じて、企業姿勢や社員の働く姿を表現してきた。新本社オフィスにおいても、一般の方が利用できる多目的ホールやイベント空間を計画。今後もより広く親しまれるよう、2拠点機能の価値を最大化していく方針だ。

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