Adjust が「モバイル広告主のためのコネクテッドTVガイド」をリリース
編集部
グローバルに展開するB2B SaaS企業であるadjust(アジャスト)株式会社(本社:独・ベルリン)は、コネクテッドTVを活用したアプリ広告と成長戦略に関する「モバイル広告主のためのコネクテッドTVガイド(※)をデジタルビジネスとスタートアップのためのグロースマーケティングパートナーであるDCMNと共同リリースした。この最新ガイドでは、モバイル広告主が、世界的に普及しつつあるコネクテッドTV(以下、CTV)をマーケティングで効果的に活用するための方法、実用的なアドバイス、キャンペーン導入例を紹介する。
テレビ市場は過去10年間で大きく変化し、ストリーミングサービスが成長すると、その専用デバイスを利用する世帯数(840万世帯)が世界でテレビを保有する世帯数(780万世帯)を上回った。米国でのCTVの広告費用は2024年末に190億米ドルに増加する見込み。日本でも市場の伸びは見られ、2021年の日本国内のCTV広告市場は前年比1.7倍の約175億円に上るという調査も出ている。マーケターはこのトレンドを把握し、既存のテレビ広告と平行してCTVでもユーザーに効果的にリーチする戦略を考える必要がある。
■CTVを視聴するためのデバイス
最もわかりやすいCTVデバイスは、オペレーティングシステムが事前にデバイスに搭載されており、インターネットに直接接続できるスマートTV。世界的に広く普及しているのはSamsungのデバイスで、自社のオペレーティングシステム(Tizen)と付随する広告プラットフォームを有している。
本ガイドでは、複雑なCTVエコシステムをデバイス、プラットフォーム、アプリの3つに分けて解説し、CTV広告を購入する方法(プログラマティックバイイング、プラットフォームとの連携、パブリッシャーの利用)や、広告フォーマット例、キャンペーンを成功させるためのアプローチ法について紹介している。キャンペーン指標を計測し、CTVでのパフォーマンスを計測する主な方法についても「直接DSPを介して実施」「サードパーティのアドサーバー」「計測プロバイダー」の3つに分けて解説している他、アドフラウドやEU一般データ保護規則(GDPR)など、マーケターが気を付けるべきポイントも説明している。
■ガイドの内容
●モバイル広告主がCTVをマーケティングに活用する方法
●複雑なCTVエコシステムの重要用語と、代表的なデバイスおよびストリーミングプラットフォームについて
●CTV広告のバイイング、ターゲティングおよび計測について
●キャンペーンを設定する方法と例