映像メディアの価値を映す Screens

株式会社テレビ朝日が運営するYouTubeの公式アカウント「ANNニュースチャンネル（ANNnewsCH)」が22日、チャンネル登録者数200万人を突破した。

2009年にスタートしたこの「​ANNニュースチャンネル」は、開設から10年を経て、去年3月に登録者数が100万人を突破。以来、約1年5か月で登録ユーザーが倍増したになる。テレビ朝日系列26局が取材した『ANNニュース』『スーパーJチャンネル』『報道ステーション』などの定番コンテンツに加え、この1年余りの間に『グッド！モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』といった朝帯の人気番組や、『テレメンタリー』などのドキュメンタリー番組も新たにコンテンツ配信をスタート。

今月は、特別企画として、終戦関連のドキュメンタリーを7本配信し、うち3本がすでに10万回以上再生されている。

今後は、放送済みのコンテンツ配信だけでなく、重要な会見のLIVE配信や、放送に生かしきれなかったニュース映像の配信などにも力を入れていく方針。今年に入ってからは、「アーカイブ」映像の活用も進めていくという。テレビ朝日には、開局以来60年余にわたって報道カメラマンが撮りためてきた、膨大な量のニュース映像があり、この貴重な資産を、「いつでも」「誰でも」見られる形にすることを目標に、過去の映像を発掘・整理して配信する試みを始めた。

先月には、1964年東京五輪当時のニュース映像や、街の移り変わりを捉えた貴重な白黒映像を「発掘」し、ANNニュースチャンネルにアップ。「ここに来れば、見たい映像、ほしい情報がすべて手に入る」と言われるようなチャンネルを目指して、今後も日々、配信を続けていくという。　

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