通販番組データベース「ordr」、競合他社枠の分析や自社枠の効率検証を可能にする「集計・分析」新機能をリリース
編集部
株式会社PTP（本社：東京都新宿区）は、日本初のテレビ通販番組データベース「ordr（オーダー）」の新機能として、テレビ通販の放送枠の市場動向や他社の出稿状況を分析し、出稿計画に活用できる「集計・分析」機能をリリースした。今後、「ordr」は、テレビ通販番組の「検索」から「データ分析」サービスへ進化していく。
従来、通販企業のメディア担当者が出稿計画を立案する際、過去の自社の枠の効率を分析しようとしても、その時の裏番組の情報や他社の出稿状況などが把握できず、十分な検証や分析ができないまま、次のバイイングを行っていた。
「ordr」に新しく追加された「集計・分析」機能は、2021年4月より蓄積している独立局を含む地上波すべての放送局および主要BS局の通販番組約12万件（8月31日時点）を、通販企業の媒体担当者が誰でも簡単に、競合の動向を把握しながら、自社の過去の出稿の効率検証ができるように開発された。
自社の放送枠で想定していた効率ではなかった期間や、放送局および時間帯を検索し、データを集計することで、自社枠が放送された時の裏局での他社との被り具合や裏番組の状況も把握することが可能。また、競合他社を特定して、月別や時間帯別に集計することができるので、他社の出稿量のトレンドや出稿パターンを細かく分析して、次回のバイイングに活かすことができる。膨大なデータの分析は、複雑で専門家が必要になりがちだが、「ordr」では、誰もがわかる「検索」を入り口にして、「集計・分析」をする流れにしたことで、誰でも簡単に出稿計画に必要な分析ができるようになった。
■集計・分析機能による可視化のイメージ（アウトプットイメージ）
■テレビ通販番組データベース「ordr」
「ordr」は、全国のテレビ通販番組の放送枠の情報を検索することができるテレビ通販を実施する企業にとって不可欠なデータベースサービス。テレビ通販番組の放送枠の情報をすべて網羅しているので、他社の枠を検索して出稿パターンや素材を分析。また、自社売上データも放送枠情報と一緒に一元的に管理し、過去の出稿の効率を検証することができる。