映像メディアの価値を映す Screens

讀賣テレビ放送株式会社（以下 読売テレビ）とグリー株式会社の子会社であるGlossom株式会社（以下「Glossom」）は15日、共同で開催する 企業支援プロジェクト「100億上ル」第2回の開催を発表。同イベントについての番組は、読売テレビが制作し放送する。

今回は、放送エリアを拡大して開催。これにより、関西だけではなく、首都圏エリアの地上波でも、参加者の熱のこもったピッチを視聴できるようになる。この「100億上ル」は、『ダウンタウンDX』をはじめ、数々の人気番組の演出を手掛けてきた西田二郎氏（読売テレビ）が、テレビの枠を越えて仕掛けた新しい取り組みとしてスタート。

ベンチャー、スタートアップ、中小企業などから参加したピッチャーたちが、次時代を牽引するようなビジネスや、従来なかった発想のサービスや商品企画をピッチを通して伝える姿は、熱い志が画面を通して伝わり、翌日にはFacebookの公式アカウントでもシェアされるなど話題となった。

近年、全国でピッチイベントや大会が開催されてるが、全ての様子を地上波で放送するのは「100億上ル」プロジェクトのみ。コメンテーターには、前回に続き、原田泳幸氏（元アップル、元日本マクドナルド社長）をはじめとした経営のプロフェッショナルを迎え、当日の様子は読売テレビとTOKYO MXで放送されることが決定している。参加者は、複数のカメラが回るスタジオで、1回限りのプレゼンテーションに挑み、その緊張感に包まれた空間と白熱のピッチがリアルな映像を生み出す。今回の「100億上ル」も、参加できる企業は限定50社。2018年4月22日、23日の2日間で読売テレビのスタジオにて行われる。

また両社は、テレビという文化とスマートフォンというデバイスの強みを融合させた「100億上ル」プロジェクトを通じ、企業と視聴者、参加企業間、さらには、このプロジェクトに賛同する行政や団体などの関係者をつなぎ、イノベーションエコシステムのハブとなることを目指していく方針だ。

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