映像メディアの価値を映す Screens

ニールセン デジタル株式会社（本社：東京都港区）は、同社が提供するPC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView（ニールセン ネットビュー）、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView（ニールセン モバイル ネットビュー）のデータを、Tableau Japan株式会社（タブロージャパン／本社：東京都中央区）が提供するインタラクティブなビジュアル分析プラットフォームのTableauを介して提供を開始したことを5月29日に発表した。

これにより、同社が保有するデジタルメディアの視聴者行動データと、企業が持つ売上やCRMデータ、自社サイト訪問者のアクセスログ、および他のサードパーティーデータなど、マーケティングに関わるデータを、Tableauを介して同一プラットフォーム上で可視化。また、分析をシームレスに行えるようになる。

また、この連携で可能となるのは、シンジケートサービス（NetView、Mobile NetView）における「データの可視化と操作性の向上」。NetView、Mobile NetViewの標準サービスインターフェイスで抽出に数ステップかかるデータを、Tableauのダッシュボード上で簡単に表示することができ、容易に指定条件を変えてデータを参照、抽出が可能となる。そのため、分析業務のうちの単純作業に費やす時間を大幅に短縮することが実現する。そして、NetView、Mobile NetViewの標準サービスインターフェイスが提供するデータシートに、Tableauが搭載するビジュアライズ機能が加わることで、デジタルメディア視聴者行動データの可視化が容易に行えるようになるという。

これについて代表取締役社長の宮本淳氏は、「当社は長らく日本のネット視聴率の標準データとしてNetView及びMobile NetViewを提供、また、お客様固有のニーズに対応したインターネット利用動向データの集計とインサイトを提供して参りました。この度のTableauを介してのデータの提供は、お客様が作業に費やす時間を大幅に短縮し、業務効率の向上を実現するばかりでなく、お客様が保有する自社データおよび他のサードパーティーデータとのシームレスな分析を可能にすることで、インターネット視聴率データに新たな活用価値を追加するものであると確信しています」はコメントを寄せている。

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