キヤノン、ラグビー日本代表戦で8K映像の伝送実験に成功
12JUN

キヤノン、ラグビー日本代表戦で8K映像の伝送実験に成功

編集部 2018/6/12 13:55

キヤノン株式会社(本社:東京都大田区)は12日、大分銀行ドームにて行われた『リポビタンDチャレンジカップ2018』(6月9日開催)のラグビー日本代表対イタリア代表の試合において、パートナー各社の協力の下、同社の入出力機器を用いた8K映像の伝送実験に成功したと発表した。

実験では、同社開発の8Kカメラ・レンズで撮影したライブ映像を衛星伝送し、キヤノン本社で8K/HDR(「High Dynamic Range」の略)ディスプレイおよび4K/HDRプロジェクター4台を用いて8K上映することに成功した。入出力ともにキヤノンの4K、8K機器を用いることで、広いダイナミックレンジと広色域の表現豊かな映像の撮影、および離れた場所で臨場感あふれるライブ映像の視聴が実現。

また、従来の8K映像の伝送は、8K専用のエンコーダー・デコーダーを使い圧縮した映像信号を光専用回線などで伝送していたが、今回の実験ではパートナー各社の協力の下、既存の4Kエンコーダー・デコーダー4台セットで圧縮した映像信号を衛星回線で伝送。現行の4K機材も活用した8K映像伝送の実現により、今後、スポーツイベントの多拠点でのパブリックビューイングなどにおける8K画質で臨場感に優れた映像の利用シーンの拡大が期待される。

キヤノンは現在、さまざまな視点や角度からの競技観戦を可能とする「自由視点映像生成システム」や、視野を覆う大画面に高精細な映像を映し出すことでスタジアムにいるかのような臨場感を提供する「映像空間ソリューション」などの開発にも取り組んでおり、今後も、臨場感・没入感を体感できる映像技術の開発を通じ、「ラグビーワールドカップ2019(TM)日本大会」をはじめとしたさまざまなスポーツ観戦の魅力の向上に貢献していく方針だ。

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