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関東地区のCM女王は渡辺直美!ビデオリサーチ、2019年の年間テレビCM出稿動向を発表

編集部 2020/4/13 10:00

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京)は、関東・関西・名古屋3地区の各民放5局を対象とした2019年の年間(1月~12月)のテレビCM出稿動向※をまとめ、発表した。

2019年のテレビCM総出稿量は、関東・関西・名古屋3地区とも前年と大きく変わらず、ほぼ横ばい。出稿量(秒数/関東地区)が最も多いのは、「Indeed」「トリバゴジャパン」を筆頭とした「通信・web系サービス」で、前年を上回っており、この傾向は2016年から続いている。

テレビCMの総出稿量や商品種類に大きな変化はないものの、関東地区において初めてテレビCM出稿をした企業の数は増えてきており(2018年163社、2019年192社)、テレビCMの裾野が少しずつ広がってきているといえるだろう。

タレント別CM出稿量・タレント別広告主数(関東地区)ともに、「渡辺直美」が2位以下に大きく差をつけて、いずれも初の1位。「BOAT RACE振興会」「アフラック生命保険」など多様な業界のCMに出演しており、これまでも上位の常連だったが、2019年のCM出稿量は2年前の倍(2017年154,185秒、2019年305,580秒)。これまで以上の躍進で初のCM女王に輝いた。

また、「マツコ・デラックス」は広告主が2018年の6社から15社と大幅に増え、広告主数3位にランクイン。タレントイメージ調査(2020年2月調査)の人気度でも上位にランクインしており、生活者・企業の双方から支持を得ていることがわかる。

※ビデオリサーチのグループ会社である株式会社ビデオリサーチコムハウスが、関東・関西・名古屋の各地区において「いつ」「どの局で」「何の(企業・商品)」CMが放送されたのかを収集し、独自の基準によって取りまとめた国内最大のテレビCMに関するデータベースであるテレビ広告統計により集計。テレビ広告統計は、ビデオリサーチがデータの提供を行い、ユーザニーズに応じて、月報(翌月)、週報(二週後)、テレビCM速報(オンエア翌日)など様々なタイミングで関連業界にて活用されている。

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