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CCI、IABの「マーケターのためのOTTストリーミングビデオプレイブック」の日本語版を提供

編集部 2020/5/12 18:00

株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社サイバー・コミュニケーションズ(本社:東京都中央区、以下CCI) は米国インターネット広告業界団体であるIAB(Interactive Advertising Bureau)と連携し、同団体が2019年12月に発表した、マーケターのためのOTTストリーミングビデオプレイブック(原題: OTT Streaming Video Playbook for Advanced Marketers)を翻訳し、公開した。

「OTT(Over the top)ストリーミングビデオ」市場には近年様々なプレイヤーが参入し、動画視聴者数も急速に拡大、メディア消費の中心になりつつある。本レポートでは、OTTストリーミングビデオの視聴者の特徴や、マーケターがどのようにその視聴者にアプローチすべきかなど、この新しいメディアの活用法を提供している。

■サマリーレポート一部概要

・OTTストリーミングビデオの状況「テレビの第三次革命」

テレビは、米国ではここ10年で加速度的にオンデマンド媒体に進化し、世帯別のターゲット設定が可能なメディアとなった。インターネットの成長によって動画配信が可能になり、新たなビジネスモデルやコンテンツクリエーターが生まれ、消費者にとってもブランドにとってもテレビの新たな黄金時代の幕が開けた。モバイル端末の普及によってインターネット配信の動画は、安定したセカンドスクリーンとしてエコシステムが誕生。家庭でのネット接続型テレビの普及により、リビングの大画面で動画を楽しむ機会も増えた。

・OTTストリーミングビデオとは何か?

OTTはOver-the-Topの略で、ケーブルテレビや衛星放送の契約なしに、インターネット接続のストリーミング配信でコンテンツを提供する、という考え方に由来する用語。OTTストリーミング動画の例として、HuluやNetflixがあげられるが、OTTストリーミング動画の正確な定義まだ定かではない。

現在、消費者は従来型のテレビサービスにプラスするものとしてOTTストリーミングサービスを歓迎しているだけではなく、OTTストリーミング動画しか視聴しないケースも増えている。こうした視聴者には、従来型のテレビ広告モデルはもはや通用せず、新しく革新的な方法でアプローチする機会を見出す必要がある。

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