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TVISION INSIGHTS、企業別CM視聴質ランキング「通信販売」部門を発表

編集部 2020/5/14 13:00

独自に計測した視聴質データを基に、視聴者がどのようなCMを注視していたかを分析しているTVISION INSIGHTSが、「通販カテゴリー企業ランキング」を発表した。

2020年3月1日~2020年4月30日に放送された通販カテゴリーのCMで、最もよく見られていたのは、「ジャパネットたかた」。12位の「キューサイ」とは、57%の差があることがわかった。

「ジャパネットたかた」が1位であった要因としては、視聴者がより注視している枠や番組で、各局のバランスがよい形でCMを放送できていたこと、枠や番組などとクリエイティブの親和性があったことが考えられる。クリエイティブ面では、タレントや著名人の協力による「『#今だから』気付けること」シリーズのCMに、視聴者の注視が集まっていた。宣伝に留まらない感染防止のメッセージに、世間の注目が集まったと考えられる。

本ランキングでは、テレビが点いている際にどれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示す「VI値(滞在度=Viewability Index)」と、テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す「AI値(注視度=Attention Index)」をかけあわせた、「VI値×AI値」の高い順に順位づけされた。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示している。

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