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スイッチ・メディア・ラボ、番組の最適な組み合わせをシミュレーションする「TRO」を提供開始

編集部 2020/6/1 15:00

「テレビ効果を可視化する」をコンセプトにメディアリサーチデータを提供する株式会社スイッチ・メディア・ラボ(本社:東京都港区)は、独自のアルゴリズムで提供番組のトータルリーチをシミュレーションする個別分析サービス「トータルリーチオプティマイズ」をWebサービス化し、新サービス「TRO(タイムCM リーチオプティマイザー)」として提供を開始。Webサービス化することで、個別分析サービスの価値はそのままに、より迅速・簡単な分析が可能となった。

企業の宣伝部や広告会社では、テレビ番組の改編期にタイムCM(提供番組内に放送されるCM)の継続や入れ替えを検討する。その際、以前は視聴率1%あたりのコストである「パーコスト」によりCM効率を評価するのが一般的。そのため、複数の提供番組を持つ場合には視聴者の重なりを考慮できず、「ブランドターゲットに対してどのくらい届いたのか」を提供番組全体で評価することが難しいという課題があった。

そこでスイッチ・メディア・ラボでは、2019年6月、全ての候補番組の組み合わせをシミュレーションし、トータルリーチ(到達率)を基準にタイムCMのプランニングを支援するサービス「トータルリーチ オプティマイズ」をリリース。

さらに今回「TRO」のリリースでWebサービス化されたことにより、従来3-5営業日かかっていた分析が手元のブラウザで瞬時に可能。ゼロベースでの提供番組の選定や、入れ替え候補の決定など、さまざまな場面で活用できる。

なお、TROへの移行は6月下を予定しており、TROへの移行に伴い従来のトータルリーチオプティマイズは廃止となる。