06 JUN

TBS、メディアキャストのデータ放送用CMS「新Jupiter」を採用

編集部 2020/6/6 09:00

株式会社TBSテレビは、JNN系列のデータ放送用情報集配信システム「新Jupiter(ジュピター)」として、株式会社メディアキャスト(本社:東京都品川区)のデータ放送用大規模CMS(コンテンツ管理システム)を採用した。

「新Jupiter」は、データ放送システムでは国内で圧倒的な導入実績があるメディアキャストの「DataCaster Contribute (データキャスター コントリビュート)」をベースに、TBSの運用仕様に合わせて機能拡充したもの。TBS社内外から各種情報(気象、災害、ニュース、番組情報、プロ野球情報など)を自動収集し、データ放送規格であるARIB規格をはじめとする各種フォーマットへ自動変換し、全国のJNN系列各局へデータ放送用の情報を配信する。

今回のシステムの入れ替えは、地上デジタルテレビ放送へ移行した2003年から稼働していた旧システムをリプレースしたもの。運用効率の向上だけでなく、ハイブリッドキャストをはじめとするネット連携サービスやクロスメディア展開など、将来の新サービス/新事業展開を見据えた大幅な機能拡充と拡張性が施されている。