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ニールセン、デジタルコンテンツ視聴率に「Monthly Totalレポート」を導入

編集部 2020/6/11 18:00

ニールセン デジタル株式会社は、自社で推進しているトータルオーディエンスソリューションのキーコンポーネントである「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」に、PCとモバイルを横断したトータルデジタルでの透明性のある“人”ベースの媒体評価を容易にする「Monthly Totalレポート」を導入した。

Monthly Totalレポートでは、主要なデジタルデバイスやプラットフォームにわたって、デジタルコンテンツのメディア接触を包括的に測定。複雑なマルチプラットフォーム、マルチデバイス、分散配信・視聴環境に対応でき、透明性を担保した第三者が計測する“人”ベースのリーチ計測で、公平な媒体評価、広告取引のための標準指標を提供する。

2020年4月のMonthly Totalレポートによると、PCとモバイルの重複を除いたトータルデジタルで最も利用者数が多かったブランドは「Yahoo Japan」で、7,950万人が月に平均414回利用し、GRPは26.335%という結果となった。

上位7サービスのプラットフォーム別利用者数を見ると、「Yahoo Japan」や「Google」はPCおよびPCとモバイルの併用者が多く、一方で「LINE」や「Facebook」、「Twitter」などのコミュニケーションに活用されるサービスはモバイルのみの利用者が多い。

なお、Monthly Totalレポートは、サービスカテゴリー別のランキングの抽出もでき、2020年4月における総合ニュースカテゴリーのランキングを見ると、「Yahoo Japan News」の月間利用者数が6,667万人で最多。年齢の中央値を見ると「Yahoo Japan News」と「Livedoor News」は45歳となっており、上位10サービスの中で最も若い。

ニールセン デジタルコンテンツ視聴率