24 JUN

TBSテレビ、『日本レコード大賞』LiDARセンサーを使ったジェネラティブグラフィックスの演出で「映像情報メディア学会」コンテ ンツ技術賞を受賞

編集部 2020/6/24 17:00

TBSテレビは22日、一般社団法人映像情報メディア学会2019年度技術振興賞において、「第61回輝く!日本レコード大賞 LiDARセンサーを使ったジェネラティブグラフィックスの演出」の事績で、TBS テレビ技術局 TBS Tech Design Lab:青木貴則氏、河村光彦氏がコンテ ンツ技術賞を受賞したことを発表した。

2019年12月30日に放送された『第61回 輝く!日本レコード大賞』では、LEDフロアを用いたステージ演出を実施。自動運転の技術としても注目を集めている LiDAR(ライダー) と呼ばれる測距センサーを応用し、アーティストの位置や動きの情報からグラフィックスを生成し、LEDフロアに投影するシステムを開発、生放送での運用を実現した。

オープニングでの水面の上を歩いているような演出や、アーティストのパフォーマンスによ って生み出されるグラフィックスは、ダイナミックなカメラワークと相まって式典でもあるこの番組の映像演出に更なる彩りを加えることができた。

同局では、今後も新たな技術の導入・システムの開発を積極的に行い、番組やイベ ントなど魅力的なコンテンツの提供に取り組んでいく方針だ。

リリース