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TBSテレビ、文字起こし地獄を救うWEBアプリ「もじこ」で映像情報メディア学会「進歩開発賞」を受賞

編集部 2020/6/25 09:00

TBSテレビは22日、一般社団法人映像情報メディア学会主催の2019年度・第47回「技術振興賞」において、「WEB アプリ【もじこ】~音声認識 AI による文字起こしエディタ」の事績で、TBSもじこラボ (代表:TBSテレビ情報システム局 小林祥子氏、稲川太郎氏)が「進歩開発賞(現場運用部門) を受賞したことを発表した。

 【もじこ】とは― テレビラジオ業界で大きな負担となってきた「文字起こし業務」に特化したウェブアプリ。取材した音声・動画ファイル、リアルタイム音声のしゃべり言葉を、IT各社の最新の音声認識 AI 技術を自由に選択して自動で「テキスト化」。その後、便利に「修正・編集」が可能で、世界120の国と地域の言語に対応している。
 
どんなに技術が進歩しても音声認識率が100%ではない点に着目し開発した【もじこ】は、 音声認識AIの誤りを即座に人が修正することが可能。「AI」のチカラと「人」のチカラで「文字起こし」を完成させる画期的なエディタとなっている。ネット環境があれば、自分のPC一台で全世界にいる誰もがカンタン操作で利用が可能で、既に TBS・JNN 系列 16 社で導入、労働時間の削減に大きく貢献、評価されている。

今後、系列局だけでなく、より多く活用されるよう、今夏にも外販予定で、「特許 第6543755号」「商標登録 第6161014号」を取得している。
 

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