ヒトの行動や感情を検知・解析するヒューマンセンシング技術を軸に企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進する東大松尾研発AIスタートアップ、株式会社ACES（本社：東京都文京区）と 、株式会社テレビ東京ホールディングス（本社：東京都港区）は、データ基盤をもとにしたAI活用に関する共同開発を行い、テレビ東京HD社内での運用を開始。紙のプレスリリース情報の自動データベース化によるテレワークおよび業務効率化を促進する。

昨今、さまざまな領域においてDXの推進が期待されている。経済産業省のレポートでは、日本企業がデジタル化を通して既存システムを刷新することで、2030年に実質GDP130兆円の上積みができると予想。加えてCOVID-19の影響を受け、テレワーク環境の整備および柔軟な働き方のニーズも増加中。

メディア業界においても報道機関のアナログ管理が課題となっており、特に一日数百件を超えるプレスリリースの情報管理は紙媒体でのアナログ管理が主であり、生産性を上げる際のボトルネックであった。

そこでACESとテレビ東京HDは、「AI を活用したプレスリリース情報のデジタル化アプリケーション」の開発を行い、報道局内での実運用を開始。本アプリケーションの導入により、散逸しがちなプレスリリースの情報の一元化、デジタル管理による業務効率化・テレワーク環境の整備、デジタル管理によるデータの資産化と報道の質の向上が可能となった。

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