09 JUL

TBSとDeNA、電子マンガ事業「マンガボックス」を合弁事業化

編集部 2020/7/9 17:00

株式会社東京放送ホールディングス(本社:東京都港区、以下 TBS)と株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、以下 DeNA)は、DeNAの子会社である株式会社マンガボックス(本社:東京都渋谷区、以下マンガボックス)を、2020年7月7日(火)に合弁会社化したと発表した。

マンガボックスは、TBSを引受先とする第三者割当増資により、資金調達を完了しており、TBSはマンガボックスの株式の49%を取得し、DeNAは同51%を保有。

「マンガボックス」は、人気マンガ家の連載作品が読める週刊マンガ雑誌アプリとして2013年12月にDeNAが創刊。1500万ダウンロードを達成し、国内電子書籍市場において、現在は20〜30代の男女層を中心に幅広く安定した利用者数を誇っている。また、IP開発に注力し「恋と嘘」や「ホリデイラブ」など複数のオリジナル人気作品を生み出している。

一方、TBSでは「グループ中期経営計画2020」において、コンテンツの強化ならびに総合メディア戦略の推進を掲げている。メディアが多様化し、コンテンツビジネスの変化に対応するためにも、今後は、オリジナルIPの開発を強化し、多面的にビジネス展開していくことが重要であると考え、今回、TBSの映像分野における制作力および媒体力と、DeNAが培ってきたマンガボックスのIT分野における編集力とマーケティング力を掛け合わせることで、既存の枠にとらわれない新しい時代のコンテンツIPの創出並びにクロスメディア展開を行い、生活者により豊かなコンテンツ体験を提供していく方針。

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