14 JUL

TVISION INSIGHTS、イェール大学との共同研究がINFORMS主催学会にて発表

編集部 2020/7/14 18:00

TVISION INSIGHTS株式会社が、米イェール大学経営大学院の上武康亮准教授と2018年12月より進めてきた「日本におけるテレビマーケティングの発展に関する視聴質データの活用」についての共同研究の成果の一部が、2020年6月11〜13日にINFORMS主催学会「Marketing Science Conference」で発表された。

イェール大学経営大学院 上武康亮准教授

発表された内容は、「An Empirical Model of Viewer Attention: Suspense vs. Surprise during Baseball Games」というもので、野球観戦における“Suspense”(なにかおもしろいことが起きそうだという期待の感情)と“Surprise”(予想していなかったことが起こった時の感情) がテレビ視聴へ与える影響の実証研究。

これによると、野球のテレビ観戦を分析した結果、テレビに滞在するかどうかには“Suspense”と“Surprise”が同程度に影響するものの、テレビを注視するかどうかには“Suspense”がより強く影響することが明らかに(結果の一部は上表赤枠部)。「試合がもっと面白くなりそう」と予想していると、より注視しやすくなるということがわかった。

「Marketing Science Conference」

TVISION INSIGHTS株式会社