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テレビ通販が「巣ごもり消費」で好調 主カテゴリーで効果が2桁アップ

編集部 2020/7/21 19:00

ダイレクトマーケティングを支援し、テレビ通販の販売効果向上を目的に顧客企業の販売データを蓄積・分析する株式会社トライステージは、調査レポートを制作。「巣ごもり消費」により、テレビ通販が好調であるとの結果を発表した。

本調査結果によると、2020年4月~6月における顧客企業のテレビ通販では、昨年のMR(メディア・レーション=販売金額/投下媒体費)平均値と比較すると、多くのカテゴリーで2桁以上の伸びに。これは、テレビ通販による販売増という現象を示唆するだけでなく、この期間のテレビ通販がより効率的になっていることを示している。

なお、ビデオリサーチによる世帯視聴率調査(全局の月別平均世帯視聴率総和・関東・5時~29時)において、過去5年平均との比較では、1月(1.3%減)、2月(1.0%減)に対して3月(1.2%増)、4月(5.0%増)、5月(3.5%増)、6月(1.2%増)と、緊急事態宣言およびその前後で、テレビ視聴が増加していることがわかる。

世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ)

これらの結果からトライステージでは、「新しい生活様式」により自宅にいることが多くなった消費者のテレビ通販視聴機会が増加し、通販で購入するという「巣ごもり消費」への変化が起こり、テレビ通販がより魅力的な購買手段として選ばれていると分析している。

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