23 JUL

中国放送「被爆電車」運行模様をライブ配信 国内外に向けて「平和」を発信

編集部 2020/7/23 11:00

中国放送(RCC)と広島電鉄による「被爆電車特別運行プロジェクト」が8月6日(木)、9日(日)に開催。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い一般参加者の乗車体験は中止となっており、インターネットにて、被爆電車「653号」が広島市内を運行する模様をライブ配信する。

本プロジェクトは、2015年に被爆70年プロジェクトの一環としてスタートし、5年間で約2,700名が参加した。被爆75年となる2020年は、これまで同様の一般参加者の乗車体験は中止だが、このコロナ禍だからこそ、被爆の惨禍から復興を遂げた「653号」を広島市内で走行させ、その模様をネット配信し、国内外に向けて「平和」を発信していく。

■主催;中国放送、広島電鉄
■協力;電通国際情報サービス
■運行日;8月6日(木)、9日(日)13:00出発
■運行区間

①8/6(木)江波~広電本社前(千田車庫)~広島駅
※8月6日当日に被爆電車653号が運行するのは、今プロジェクトで初

<運行スケジュール>
13:00江波車庫出発13:20頃原爆ドーム前通過
13:40頃千田車庫(折り返し)
14:10頃広島駅着

②8/9(日)広電本社前~西広島~広島駅
※75年前、広島電鉄は被爆3日後の8月9日(長崎原爆の日)に、己斐(現在の西広島駅)~西天満町(現在の天満町)間で電車の走行を再開した。当時の走行区間を含むルートを走行する。

<運行スケジュール>
13:00千田車庫出発
13:15頃原爆ドーム前通過
13:30頃広電西広島(折り返し)
14:10頃広島駅着

■車両;被爆電車653号