05 AUG

第46回放送文化基金賞にて『奇跡体験!アンビリバボー』などフジテレビが3部門受賞

編集部 2020/8/5 15:00

8月4日(火)に発表された「第46回放送文化基金賞」にて、番組部門「テレビエンターテインメント番組」最優秀賞の『奇跡体験!アンビリバボー 仲間たちとの12年越しの約束SP』をはじめ、同番組で密着取材を受けた杉田秀之氏が番組部門・出演者賞、「総合コンテンツ管理システムとオンラインキューシートで実現した送出ワークフロー改革」が個人・グループ部門・放送技術と、フジテレビが3部門で受賞。

放送文化基金は、広く放送文化の発展に寄与することを目的として設立された民間の財団で、放送に関する調査・研究や事業に対する助成ほか、制作者フォーラムの開催など人材育成を支援。このたび発表された放送文化基金賞は、過去1年間の放送の中から優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに送られるもの。

『奇跡体験!アンビリバボー』の最優秀賞受賞について放送文化基金賞は、「練習試合中の不慮の事故で選手生命を絶たれた慶大ラグビー部の杉田秀之さんが、ケガから12年後、仲間の支えによって約束の富士登山に挑む。その一部始終を、綿密な取材と質の高い再現ドラマ、そして登山への密着取材で見応えたっぷりに描き出した。杉田さん、監督、部員たち、それぞれの止まっていた時間が動き出す瞬間が記録された奇跡的な番組となった。20年以上にわたって人間が生み出す“奇跡”を追い続け、再現ドラマの手法を磨き上げてきた『奇跡体験!アンビリバボー』の歴史が結実した屈指の“神回”である」とコメントしている。

富士登山に挑む杉田秀之さん
『奇跡体験!アンビリバボー』
「送出ワークフロー改革」総合コンテンツ管理システム概要図
「送出ワークフロー改革」オンラインキューシートシステム概要図
「送出ワークフロー改革」全体図