06 AUG

YBS山梨放送「ゴリラッパンダ フレイル予防バージョン」を制作

編集部 2020/8/6 09:15

株式会社山梨放送(本社:甲府市、日本テレビ系列)は、今年4月にコロナ禍でも子供たちに、体を動かして元気になってもらおうと、ダンス動画「ゴリラッパンダ」を配信。YouTubeの山梨放送公式チャンネルにおける関連動画は、総再生数が30万回を超えた。

「踊ってみた動画」の募集にも多くの投稿がある模様。そして連日、同社PRスポットとしても放送されている。また、この秋の運動会でも、小学校や幼稚園などで、子供たちが踊ることになったという。そこで、様々な要望からこの度「ゴリラッパンダ フレイル予防バージョン」を制作した。

この「ゴリラッパンダ」は、1分30秒ほどのダンス動画で、発育発達学が専門の山梨大学教育学部長・中村和彦教授の監修のもと、作詞・作曲・振付は、Eテレ『おかあさんといっしょ』から大ヒットした「ブンバ・ボーン!」を制作した、たにぞう(谷口國博/OFFICE TANIZOU代表)が担当ししている。主な対象世代は4才から小学校低学年だったが、県民の耳に馴染んだこの楽曲はそのままに、今回制作された「ゴリラッパンダ フレイル予防バージョン」は、甲州リハビリテーショングループ(山梨県笛吹市)の作業療法士らが、健康と要介護の間の「フレイル」と呼ばれる虚弱状態になることを予防するための動きを取り入れ、体操にアレンジした。

今回のテーマは、「人生100年時代!健康寿命を延ばそう!Let‘sフレイル予防」。この夏、外出がままならない年配者に対しても、部屋の中で体を動かしてもらえるよう、オリジナルにあったジャンプなどの激しい動きを省きながら、立位と座位の2パターンともに全身運動や両手で別々の動きをする認知症予防の運動などが組み込まれている。
 

手本動画は、同社の情報番組『ててて!TV』(毎週月~金、15:50~16:50)で紹介され、YouTubeのYBS山梨放送公式チャンネルでも配信。今後も山梨放送の地上波自社制作番組内、自社PRスポットとしても動画を紹介。単独でのチャレンジ動画だけでなく、「夏休みにお孫さんと踊ってみた」「リモート里帰りで一緒に踊ってみた」などの動画を募集し、9月21日の敬老の日に合わせ、地上波で紹介する予定となっている。