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TBS、番宣・番販素材高速配信システム「TBS MEDIABOX システムの開発」で民放連賞技術部門・優秀賞を受賞

編集部 2020/9/20 11:00

TBSは、2020年日本民間放送連盟賞技術部門において、「番組宣伝・番組販売素材の高速配信システム『TBS MEDIABOX』の開発」の事績で、同局のメディアテクノロジー局 國分秋氏、岡田寛正氏、河村浩司氏が優秀賞を受賞した。

「TBS MEDIABOX」は、放送局間で日々行われる映像素材の受け渡しを高速かつ自動で行う画期的なシステム。高いセキュリティを確保しながら、インターネット回線とPCを使用することで構築費用を大幅に抑えることに成功した。従来、放送局間の映像素材の受け渡しは通信衛星を介した伝送や
ビデオテープ・ディスクをトラック等で配送することによって行われてきたが、本システムの導入により通常のインターネット回線を経由した通信に切り替える事で作業の大幅な省力化と効率化を実現している。また、新型コロナウイルス感染防止の観点で系列各社が在宅勤務を進める中、出社する担当者数を必要最小限に抑える効果も生んでいるという。

同局では、引き続き新技術の開発と導入を積極的に行い、放送業務の効率化を進めるとともに、魅力的なコンテンツの提供に取り組んでいく方針だ。

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