16 OCT

電通サイエンスジャム、視聴環境が動画広告効果に及ぼす影響を脳波計測により検証

編集部 2020/10/16 11:00

脳波計測による感性評価サービスを提供する株式会社 電通サイエンスジャムは、視聴環境の違いによるユーザーの動画広告への視聴態度の変化を脳波計測により検証。その結果を公開した。

バンド型の脳波計機器と感性アナライザ

本調査では、株式会社デジタルガレージが提供するデジタルサイネージメディア「サキザキテルコ」を活用。被験者が、美容室と自宅で広告を含む動画コンテンツを視聴した際の脳波を計測し、それぞれの感性反応の特徴を調査。自宅では、動画視聴前の安静状態と比較して、視聴中にストレス度が上昇し、集中度と好き度が減少。一方、美容室での視聴は、ストレス度は減少し、集中度、好き度はいずれも上昇した。

1秒おきの感性変化
動画視聴前安静状態から視聴中の感性変化

以上の結果から、電通サイエンスジャムでは、ユーザーが視聴する環境や状況によって、広告を含む情報の受け方に違いがでることから「1view」の広告の効果は、広告接触回数やユーザーの属性・特性だけでなく、視聴環境、視聴状態に影響を受けることが考えられると結果づけた。

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