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OHK「手話が語る福祉」制作チーム【内閣府特命担当大臣表彰優良賞】を受賞 テレビコンテンツでは初

編集部 2020/12/16 18:15

OHK岡山放送が1993年から続けてきた放送活動「手話が語る福祉」の制作チームが、総理大臣公邸でのバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰において、テレビ局の番組コンテンツとしては初めて「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞。

「手話が語る福祉」制作チームは“手話は言語”を理念に、聴覚障害者・手話通訳者・テレビ局の3者で「手話放送委員会」を立ち上げ、的確な手話表現を追求するために放送前後に議論を重ね、27年間で277回放送を続けてきた。西日本豪雨の際は、OHKの報道特別番組に字幕を付けたDVDを作成し、全日本ろうあ連盟に50枚寄贈。他にも手話講座、アナウンサー朗読会での手話通訳の実施や、昨年は手話を取り入れたオリジナル楽曲を制作し、ダンス教室の子どもたちと聾学校の生徒が共演したプロモーション映像を撮影し、今もレギュラー放送している。

OHKは今後も障害者とともに作る取組を継続し、SDGsの理念を踏まえ、“誰一人情報から取り残されることがない” 持続可能な社会の実現に貢献していく。

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