22 JAN

エム・データ、「TV-CM メタデータ」提供速度を短縮 放送後約1~3時間程度に

編集部 2021/1/22 18:00

テレビの放送内容をテキスト化した「TV メタデータ」を提供する株式会社エム・データ(本社:東京都港区)は、TVメタデータの拡充・革新に向けた第一弾として、現在提供中のTV-CMの放送実績情報「TV-CM メタデータ」の提供速度を大幅に早め、2021年春より提供開始すると発表した。

これまでの「TV-CM メタデータ」の提供タイミングは、TV-CM 放送後から約1日程度のタイムラグがあったが、これを大幅に短縮。新規CM素材を含め、放送後約1~3時間程度で随時提供できるようになるという。

データの内容も、TV-CMの放送日時や放送局・番組、企業名や商品・ブランド名、秒数、出演タレントやナレーション・テロップなどのクリエイティブ関連情報などを網羅。これにより、TV-CM出稿調査やTVの視聴分析の高速化の他、マルチデータ(お客様や第三者が保有する視聴データや検索、SNS、WEB
アクセス、POSなどの生活者行動データ)を統合し、TV-CMの効果やTVのメディアパワーを高速で可視化できるようになり、競合ブランド比較やSOVの把握などが高速で実現できるようになる。

まずは、在京キー5局のTV-CMメタデータから開始し、段階的に放送エリアや放送波を拡げていく予定。また、これとは別に、タイムCMとスポットCMの区分データ、全国CMマスタ(全地上波の TV-CM メタデータ)、BS局CM データ、放送後数分~15 分程度で提供可能(新規CM素材などは除く)な「TV-CM 超速報」、TV番組の放送内容を記録した「番組シーンデータ」なども組み合わせて提供可能に。

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