09 FEB

ビデオリサーチ「ひと研究所」とhakuhodo.movieが共同で「動画生活者(R)統合調査2020」を実施

編集部 2021/2/9 09:00

株式会社ビデオリサーチ(東京都千代田区)の「ひと研究所」は博報堂DYグループ4社横断の、動画を使ったマーケティング効果の最大化を目指すプロジェクト「hakuhodo.movie(ハクホウドウ・ドット・ムービー)」と共同で「動画生活者®統合調査2020」を実施。

今年度の調査では特にネット動画視聴の購買行動プロセスへの影響・効果に着目。今回解明した主なポイントは以下の通り。

●ネット動画の視聴は、購買行動プロセス(購買ファネル)のあらゆるステップに影響を及ぼしている

ネット動画の視聴が認知から購入に至るまでの購買行動プロセスにおいてなんらかの影響を及ぼしていると答えた人は、動画視聴者ベースで3人に2人、調査全数ベースでも3人に1人と一定の割合で存在。この、ネット動画視聴の購買ファネルへの影響は、年齢が低いほど、男性よりも女性の方が強かった。

●購買行動プロセス(購買ファネル)のステップそれぞれに効果的な視聴モード/モーメント・尺・動画要素が存在

(1)“暇つぶし”動画はアッパーファネルには効くが、それ以降の購買ファネルにはマイナスの影響。(2)“情緒的な満足をもたらす”動画(ブランディングムービー等)は、ミドルに加えローワーファネルの「購入」において影響が見られ、企業/ブランドとの中長期的な関係構築に貢献することが認められた。これにより、統合マーケティングコミュニケーションの視点が重要と言える。

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