17 FEB

ビデオリサーチが年間テレビCM出稿タレント(関東地区)を発表、2020年は米倉涼子がトップ

編集部 2021/2/17 17:30

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区)は、この度、関東・関西・名古屋3地区の各民放5局を対象に2020年の年間(1月~12月)のテレビCM出稿動向(※)まとめ、発表した。2020年の年間テレビCM出稿タレント(関東地区)は米倉涼子がトップとなった。

※今回は前回の速報版の集計期間(1月1日~11月22日)を1月1日~12月31日までとした確定版

2020年のテレビCM総出稿量は、関東・関西・名古屋3地区とも、4月以降新型コロナウイルス感染症拡大による経済的な影響等により、一時大きな落ち込みをみせたものの徐々に回復し、12月時点では前年同月以上の出稿量となった。商品種類別にみると、3地区とも出稿量(秒数)が最も多いのは“通信・web系サービス”で、2018年以降3年連続、3地区すべてでトップとなっている。

タレント別テレビCM出稿量(秒数)で首位となったのは「米倉涼子」。「興和」「楽天モバイル」などのCMに出演しており、前年の11位から大きく順位を上げた。2位の「橋本環奈」、3位の「吉岡里帆」と、上位3人を女性が占め、それぞれ前年順位から10位以上のランクアップで大きな躍進をみせた。

同社は、全体を通して携帯キャリアのCM出演者が多数ランクインしているのは例年の傾向だが、「トップ10にランクインした顔触れの半数以上が入れ替わったことは2020年の特徴といえるかもしれない」としている。タレント別テレビCM起用社数では、「橋本環奈」が22社と昨年より起用社数を大きく増やし首位。2位は「広瀬すず」、3位は「賀来賢人」と、映画やドラマなど数多くの話題作に出演する3人がCM起用社数の上位に食い込む結果となった。また、各エリアの月別CM出稿量の推移は以下グラフの通りとなっている。

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