09 MAR

ADK MS、独自のテレビスポット個人視聴率予測システム「Spot-Navi (R)AI版」を提供開始

編集部 2021/3/9 18:30

株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(本社:東京都港区 以下「ADKMS」)は、日本電気株式会社(本社:東京都港区 以下「NEC」)が提供するAIソフトウェア「dotData」などを採用し、地上波テレビスポットCMの視聴率を精緻に予測し、多くの企業のスポット買付の効率を高めてきた「Spot-Navi(R)」の予測ロジックを見直し、新たに提供を開始した。

ADKMSでは、従来よりSpot-Navi(R)を用いてテレビスポットのオンエア当日における世帯・個人全体や詳細な性年代別の毎分視聴率を精度高く予測し、多くの企業においてスポット買付の高度化に寄与してきた。一方、昨今の視聴者のテレビ視聴傾向の急速な変化を鑑み、過去の視聴率傾向だけでは録画視聴も含めた視聴率を事前に予測することが難しい中、今回新たにNECが提供するAIソフトウェア「dotData」と「データ管理基盤アジャイル構築サービス」を活用した新たな予測モデルを搭載。これにより、曜日、放送時間・時間帯、番組ジャンル、季節性、その他さまざまな要素を加味し、従来よりも高度な視聴率予測が可能となった。

Spot-Navi概念図

また、今後も継続的に新たな変数を投入することで一層の精度向上を目指すとともに、予測するデータも、デモグラフィック(性年代、職業など)ターゲットに留まらない、消費者の意識や価値観、購入履歴などに基づく「アドバンスト・ターゲティング」にも順次対応していくという。

近年の消費者行動の複雑化、マスメディアの位置づけの変化に伴い、テレビメディアでも投資効果に対する意識が一層高まっている。このような環境下において、同社では、デジタルトランスフォーメーション時代のソリューションを統合的に提供するための新サービスブランド「ADKCONNECT」を3月1日付で始動。そのソリューションの一つとして、投資対効果を最大化するためのメディアインベストマネジメントを提供している。

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