18 MAR

TVISION INSIGHTS、TelescopeにテレビCMクリエイティブ分析機能を搭載

編集部 2021/3/18 09:00

人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢「アテンションデータ」の取得・提供を行うTVISION INSIGHTS株式会社(所在地 :東京都千代田区 以下TVISION)は、マーケターやブランドマネージャーのためのテレビデータへのエントリーツール「Telescope」の提供を昨年11月に開始。この度、機能追加の第三弾として、TelescopeにテレビCMのクリエイティブ分析機能が搭載されたことを発表した。

■新機能 「クリエイティブ分析機能」の内容

今回追加されたクリエイティブ分析機能によって、テレビCMの放送枠の影響を排除したクリエイティブの見られ方、すなわちクリエイティブパワーがツール上で簡易に確認できるようになった。具体的には、TVISIONが独自に開発したクリエイティブパワーを測る指標「Cスコア」を使い、クリエイティブの評価、分析が可能となる。

Cスコアについてはこちらのリリースの「Cスコアの概要について」から確認可能

クリエイティブ分析機能詳細

(1)自社・競合含むカテゴリ内ブランドの、すべてのクリエイティブの見られ方がわかる

・自社・競合ブランドのどのクリエイティブがどの属性に刺さっていたのか、セグメント別に把握できる。
・どのシーンがよく見られていたのか、一秒単位で把握できる。
・出稿量が増えるにしたがって、クリエイティブが飽きられていないか確認できる。
・出稿量の推移や競合のフライトパターンの把握に活用できる。

(2)トップCMランキングによって、トレンドのCMがわかる

・週毎/月毎にトップCMランキングが更新されるため、いま良く見られているクリエイティブを把握できる。
・トレンドのCMから自社クリエイティブ改善のヒントにつなげることもでき、視聴者の興味関心の変化に気付くことができる。

■「クリエイティブ分析機能」追加の背景

クリエイティブをアテンションで評価するにあたって、どこにそのCMが流れたかという放送枠の影響を受けてしまうため、枠の影響を排除した純粋なクリエイティブパワーの評価ができないかという声を多く受けていた。TVISION独自の指標「Cスコア」はこういった声に応えて開発された指標となる。

今回Telescopeに追加されたクリエイティブ分析機能を使うと、クリエイティブごとのCスコアを簡易に確認し、クリエイティブ制作のPDCAに活かすことができる。クリエイティブの自然な見られ方を一秒単位で評価することで、全く新たな価値をクライアントの皆様に届けることが可能となる。

<「Telescope」概要>

「Telescope」はTVISIONが提供するブランドポジションをトラッキングするためのBIツール。テレビデータへのエントリーツールとして、主にマーケター/ブランドマネージャーなどのユーザーが利用している。現状、月次・週次でのトラッキングやクリエイティブ分析が可能であるが、今後新しい機能を随時アップデートし、テレビデータ分析のためのワンストップツールとして提供していく予定。

Telescope紹介ページ