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ジュピターテレコム、テレビ視聴・スマホ利用に関する世代比較調査を実施 平成世代・バブル世代・団塊世代の3世代を比較

編集部 2021/3/31 16:00

株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都千代田区)は、平成世代(1989年~1999 年生まれ)、バブル世代(1965年~1969年生まれ)、団塊世代(1947年~1949年生まれ)の男女を対象に「テレビ視聴・スマホ利用に関する世代比較調査」を2019年3月15日~3月18日の4日間で、インターネットリサーチにより実施。1,000 名の有効サンプルを集計した。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)

全回答者(平成世代334名、バブル世代332名、団塊世代334名)に、テレビの視聴スタイルとして【P】放送している時間(リアルタイム)に見ること、【Q】録画して見ることではどちらが多いか聞いたところ、「放送している時間(リアルタイム)に見ることが多い」は平成世代63.8%、バブル世代65.1%、団塊世代76.3%と、いずれの世代も“リアルタイム視聴派”が多数派であったが、団塊世代が頭一つ抜け出す結果となった。

次に、【P】専念して見ること、【Q】何かをしながら見ることではどちらが多いか聞いたところ、「専念して見ることが多い」は平成世代26.0%、バブル世代34.3%、団塊世代51.5%、「何かをしながら見ることが多い」は平成世代74.0%、バブル世代65.7%、団塊世代48.5%と、世代が上がるにつれ“専念視聴派”の割合が増えた。この2つの結果からテレビの視聴タイプを分類すると、平成世代とバブル世代では「リアルタイム・ながら視聴型」(平成世代 44.6%、バブル世代 43.1%)の割合、団塊世代では「リアルタイム・専念視聴型」(39.8%)の割合が最も高くなった。また、「タイムシフト・ながら視聴型」は平成世代 29.3%、バブル世代 22.6%、団塊世代 12.0%と若い世代に多いことがわかった。

また、何をしながらテレビを見ることが多いか聞いたところ、平成世代、バブル世代、団塊世代ともに「食事」(平成世代60.8%、バブル世代66.3%、団塊世代61.1%)が最も高い結果となった。それぞれの世代で他の世代より高くなったものは、平成世代では「SNS」(50.9%)と「ゲーム」(22.2%)、バブル世代では「インターネットサーフィン」(53.3%)、団塊世代では「新聞閲読」(24.9%)。平成世代にはテレビを見ながらSNSを使い、番組の感想をつぶやいている人が多いのかもしれない。また、スマホなどでゲームをし、テレビをBGM代わりにしている平成世代は少なくないようだ。平成世代は「SNS」、バブル世代は「ネットサーフィン」、団塊世代は「新聞閲読」と、世代別の“ながら視聴”の特徴が明らかになった。

各世代男女別にみると、平成世代・男性では、「ネット動画視聴」(16.2%)が8位、平成世代・女性では「SNS」(62.3%)が2位、「化粧」(28.7%)が5位、バブル世代・女性と団塊世代・女性では「家事」(それぞれ56.0%、50.9%)が2位になるといった特徴がみられる結果となった。

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