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岩手朝日テレビ、データ放送を活用した「自治体情報配信サービス」の運用開始

編集部 2021/4/9 09:50

株式会社岩手朝日テレビ(以下、IAT)は、矢巾町とデータ放送を活用した地域情報発信に関する協定を2021年4月1日に締結。同日より、データ放送を活用した新サービス「自治体情報配信サービス」の運用も開始した。

データ放送を一つのプラットホームとして、市町村から暮らしに役立つ情報をお茶の間に配信。生活情報やイベント情報、また新型コロナ関連のワクチン予防接種の日時や会場などの詳細情報なども盛り込むことができるという。テレビに登録した郵便番号で住んでいる市町村を特定し地域情報が表示される。岩手県内の2自治体(矢巾町・4月1日より、金ケ崎町・4月12日より)でスタートし、「自治体情報配信サービス」を活用した情報発信が開始される。

住んでいる自治体がIATと契約していれば、視聴者は簡単なリモコン操作で、自治体が発信する情報を手軽に素早く確認することが可能となっており、高齢者やPC・スマホに不慣れな方でも、気軽にアクセスすることができる。情報は自治体が直接配信、投稿後1分程度で画面に自動反映される。情報の入力は24時間対応、データ放送の視聴は放送休止時間を除く時間帯となる。

災害時に配信される災害情報Lアラートのデータ放送の緊急災害情報(市町村別)と併用することで、自治体から住民にいち早くきめ細やかな情報を伝える事ができる。今後、サービスの利点を訴求しながら他市町村への拡大を進めていく方針。

公式サイト