23 APR

日本テレビ、映像情報メディア学会「技術振興賞」受賞  AI関連開発テーマでは4年連続

編集部 2021/4/23 15:00

日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区)は、一般社団法人・映像情報メディア学会にて、AI関連の開発テーマで4年連続「技術振興賞」を受賞した。この賞は毎年、映像情報メディアに関する研究や開発等で著しい功績をあげた個人または団体に授与される。

野球中継DRAMATIC BASEBALLにて、「最適な次の投球」を分析し、CG表示する“AIキャッチャー”や、該当イニング内で得点が入る確率を提示する“AI得点予測”等を開発した。

これまでにない新たな野球中継における番組表現の開拓とともに、生放送で活用できる“高速な処理”、各選手の特徴を加味した“分析手法”や、AIキャッチャーが提示した球種・コースが、実際の投球と一致した場合に、ポジティブな結果を生んだ確率が“9割を超えた実績”、さらには今後の番組演出への“応用性”等が高く評価された。

<“AIキャッチャー”の概要>

打者を抑えるのに最適な次の1球(球種・コース)を表示。

AIキャッチャーの主な学習データ
・過去の対戦結果
・今日の対戦結果
・投手の球種&コース別 投球割合・被打率
・打者の球種&コース別 打率・長打率
・現在のカウント・ランナー状況・イニング・点差

リリース