27 MAY

ニールセン、日本でのデジタルコンテンツ視聴率にYOUTUBEの測定を追加

編集部 2021/5/27 17:30

ニールセン デジタル株式会社(東京都港区)はデジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)の測定カバレッジを拡大し、日本におけるYouTubeのPCおよびモバイル視聴状況の測定を開始する。今回、YouTubeを追加することで、PCおよびモバイルプラットフォーム上での視聴者レポートを提供できるようになった。

デジタルコンテンツ視聴率は、PCやモバイルデバイス上のデジタルコンテンツ測定の業界標準。媒体社や広告代理店がデジタルコンテンツの視聴者をより効果的に収益化することを可能する。独立した測定結果は、デジタルメディアの広告売買に信頼性と透明性をもたらし、最終的には顧客の収益成長を継続的に促進する。今回のリリースで、YouTubeの日々の動画再生回数や滞在時間と共に、毎月の重複を排除した視聴者数を始めとするリーチ指標を市場に提供する予定。

また、代表取締役社の宮本淳氏は、「ストリーミングビデオコンテンツの利用が拡大する中、デジタルオーディエンスの測定は非常に重要であり、マーケターやパブリッシャー、エージェンシーにデジタルメディアに関する包括的なクロスプラットフォームの測定値を提供する、カレンシーグレードのソリューションが求められている。Googleとの関係を拡大してYouTubeの視聴者を測定することは、完全なクロスメディアの測定を実現するための重要なステップ」と述べた。

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