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テレビ東京と電通が開催する『STAGE:0』、競技プログラミングの高校生大会を実施

編集部 2021/6/9 17:30

株式会社テレビ東京と株式会社電通が開催する、日本最大※の高校eスポーツの祭典『STAGE:0(ステージゼロ)』は、eスポーツ競技の発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、この度「競技プログラミング」の高校生大会を実施する。

日本で唯一、毎週コンテストを開催している日本最大の競技プログラミングコンテスト「AtCoder」の運営協力により、8月7日(土)にオンライン形式にて、最強の高校生競技プログラマーを決定する『STAGE:0 競技プログラミング高校生大会powered by AtCoder』を実施。本日6月9日(水)より、AtCoder特設ページにて参加エントリー受付を開始する。

AtCoder特設ページ

●競技プログラミングとは

競技プログラミングは、与えられた問題をプログラミングで早く正確に解くことを競う、プログラミングコンテスト。プログラミング言語に関する「知識」ではなく、問題を解くためのアルゴリズムを考え実装する、「プログラミングによる課題解決力」を競うもの。競技プログラミングを通じて、プログラミングを楽しみながら、先端IT人材に求められる、アルゴリズムを考え実装する能力が高められる。

●競技プログラミングが注目されている理由

近年、急速にIT技術が発達し、プログラミング能力を持つデジタル人材の需要が幅広い業界で高まっている。経済産業省の調査によると、2030年にはIT人材が45万人不足すると推計。大企業を中心にDX推進が求められている今、特に先端IT人材不足が顕在化しており、ITエンジニアの採用環境は年々厳しさを増している。競技プログラミングが注目されている理由のひとつに、ビジネス界での競技プログラマーのめざましい活躍が挙げられる。GAFAでは自社でプログラミングコンテストを開催して優秀な先端IT人材を世界中から集めており、日本でもAIなど先端IT技術を扱う企業では競技プログラミングで活躍していた方々が多く在籍し、その高い技術力を支えている。

●本大会で出される競技プログラミングの問題

競技プログラミングの流れとしては、問題が与えられる→アルゴリズムを考えコーディング→コンピューターによる自動採点→獲得した点数・かかった時間で順位付け、となっている。本大会では、最適解を効率的に求めるのが困難とされる問題に対して、「できるだけ良い解」を出すことを競う、ヒューリスティックコンテスト形式の問題が出題される。

●日本最大(※1)の高校eスポーツの祭典『STAGE:0』について

『STAGE:0』は、eスポーツ競技の発展と、世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、全国の様々なパートナーと協力して立ち上げた国内最大級の高校対抗eスポーツ大会。昨年は、日本全国の高校1,779校から2,158チーム・5,555名が大会に参加し、SNSでの配信視聴者数は約747万人(※2)を記録するなど大きな盛り上がりをみせた。今年は昨年を上回る、全国1,960校・2,234チーム・5,675名が大会に参加し、6月~7月に全国8ブロックのブロック代表決定戦(オンライン・一部無観客オフライン)、8月12日(木)~15日(日)に決勝大会(無観客オフライン)を予定。詳細は下記公式サイトから確認できる。

(※1)2015年-2020年高校生のみ(高等学校、高等専門学校、中等教育学校後期課程又は特別支援学校の高等部所属)を対象としたeスポーツ大会の参加者数(公表数)の調査に基づく(2021年3月15日時点)

(※2)2020年9月22日集計。決勝大会開催中の「Twitter」「Twitch」「YouTube」視聴者数の総計

●大会概要

開催日時:2021年8月7日(土)16時~20時

試合形式:「AtCoder」のコンテストページ内でオンライン開催1つの問題を4時間かけて解く

参加人数:1~3名

参加資格:
①日本国内に在住する高校生・定時制高校生・高等専門学校生・通信高校生であること
②生年月日が2003年4月2日~2006年4月1日であること
③チームを組む場合(2名もしくは3名で参加する場合)は、メンバー全員が同一高校であること

『Coca-Cola STAGE:0 eSPORTSHigh-School Championship 2021』大会公式WEBサイト

大会公式Twitter