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TBSと韓国エンターテイメントグループCJ ENMが戦略的パートナーシップ協定で合意

編集部 2021/6/15 17:10

TBSは、韓国の総合エンターテイメント企業CJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)と、番組の共同制作を含む戦略的パートナーシップ協定を締結することで合意した。今回の提携によって、TBSが推進するグローバル市場をターゲットとした映像コンテンツの多角展開やデジタルシフトの動きを加速させる。

今後は、共同で日本や韓国に限らずグローバル市場をターゲットとするドラマやバラエティ番組、映画等のコンテンツ開発・制作を目指すほか、音楽や演劇などのライブエンターテインメントや、アニメ・漫画といった双方が強みを持つ様々な分野での協業に加え、クリエイターの相互人材交流といった多角的な取り組みを共同で推進していく。

CJENMは、放送、映画、音楽、ライブ、アニメーション、動画配信サービスなど、エンターテインメント業界全般において多様なビジネスを展開している韓国最大のコンテンツ企業。カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドール賞や、米アカデミー賞授賞式で作品賞を含む4部門を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』の投資・配給社。また、グループ企業の制作会社は、Netflixで2020年に日本で最も話題になった作品TOP10で堂々の1位に輝いた『愛の不時着』や、同じくTOP10入りした『サイコだけど大丈夫』、日本でリメイク制作された『シグナル』のほか、『ミセン-未生-』、『記憶~愛する人へ~』、『ボイス』シリーズなど数々の作品を世に生み出している。

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TBSは1960年代以降50年以上にわたり、ドラマやバラエティ番組、アニメ、映画などすべてのジャンルの海外展開に積極的に取り組んでいる。特に『半沢直樹』や『逃げるは恥だが役に立つ』といった大ヒットドラマや、『SASUKE』『風雲!たけし城』などのバラエティ番組のフォーマットが各国で人気を博し、累計の販売実績は、世界160を超える国・地域に数百作品、数万話におよぶ。さらに近年は動画配信やIP活用による商品化、出版、テーマパーク、タイアップなど「マルチ展開」にも活動を広げている。

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