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TVISION INSIGHTS、「Telescope」にメディアレビュー機能を追加

編集部 2021/6/23 15:00

TVISION INSIGHTS株式会社(以下TVISION)は、TVISIONが提供するマーケターやブランドマネージャーのための、テレビデータへのエントリーツールTelescopeに、新たにメディアレビュー機能を搭載した。

この機能を使うと、テレビのリーチ、アテンションの獲得状況がわかるだけでなく、アテンションを最大化するためにどのようなアクションを取ればいいかもわかる。自社CMだけではなく競合他社のCM出稿状況とその見られ方など、難しかったテレビCMのメディアレビューが簡単にできるようになったという。

今回追加されたメディアレビュー機能によって、アテンション指標によるキャンペーン実績値を評価し、さらに放送局別、時間帯別に深堀りできる。具体的には、出稿したCMがタイム・スポットにおいて競合他社、業界平均、全CM平均に対して上回っていたか、下回っていたかがわかる。また、放送局単位・時間帯別・番組別でクリアに評価可能。競合他社の出稿戦略も確認可能。放送局、時間帯別のパフォーマンスは見やすいヒートマップ形式になっている。

■メディアレビューが提供できる価値

1.自社のCM出稿効率を知る
① 推定GRP(延べ世帯視聴率)、A-TARP(注視の総量)、アテンション含有率(出稿量に対する注視の割合)等、様々な指標の数字で実態を把握できる。
② 競合他社、業界平均、全CM平均を比較対象とすることができ、差が一目でわかる設計。
③ 局シェアや時間帯シェアを変えてスポットを実施したとき、前回のスポットからどれくらい改善したのか悪化したのかクリアに評価できる。

2.出稿したCMの枠がどのように見られていたかを知る
①自社の各放送局での出稿が時間帯×曜日ごとにどうであったかGRP単位、放送回単位双方で把握できる。
②自社の各放送局での出稿が時間帯×曜日ごとにどう見られていたかアテンション指標で把握できる。
③1時間単位を選択し、該当時間にカーソルを当てると主な番組名をすぐに確認できる。
④ヒートマップ形式なので、視覚的にすぐに見られた局や時間を把握できる。

3. 競合他社の出稿状況を知る
①1と2の機能では、競合他社の状況も把握できる。
②競合に勝っている、もしくは負けている理由がスポットなのかタイムなのかクリアになり、てこ入れする箇所が明確になる。

3.全CMノームが搭載されている
①自社が出稿していなかった枠でも、よく見られたかどうかを把握できるため、次回バイイングの選択肢が広がる。
②季節性や、今のテレビの見られ方がわかる。
③カテゴリー別だと該当の週や月に大量出稿するブランドの影響を受けてしまいますが、全体CMノームは安定しているため、目標設定がしやすくなる。