02 JUL

同居家族が居る人も「一人時間」が増加!VR、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う生活者の状況を発表

編集部 2021/7/2 15:00

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う生活者の状況について、「ACR/ex調査」より結果をまとめ、発表した。

■withコロナから1年、同居家族がいる人も「一人で過ごす時間」が増えている

<新型コロナウイルス感染による「増えた」時間>

・2021年5月の「withコロナで増えた時間」では「在宅時間(60%)」が最も高くなっているが、初めての緊急事態宣言となった昨年5月に比べ19ポイント(以降pt)減少しており、在宅中心の生活が“ふだん”になりつつある様子がうかがえる。(図表1)

・「増えた時間」について7地区平均の上位10項目の中を見た場合、1年前より増加しているのは「一人で過ごす時間(40%)」のみであり、昨年同時期より5pt増加、東京においては前年より7pt増加している。(図表1)

図表1

・「一人時間が増えた」について“同居家族がいる人”でみた場合、7地区平均では前年5月より4pt増加、地区別では「東京(36%)」と「福岡(40%)」が5pt増加している。年代別で見た場合、子育て世代の中心となる30代と40代以外は平均(36%)を超えている。(図表2・3)

7地区平均
図表2
図表3

■長期に及ぶ在宅中心のオンライン生活でマイペースな”いつでも“スタイルが浸透中

<2021年GWに楽しんだことTop3>

・2021年“GWに楽しんだこと”について上位3位の楽しみ方を見た場合、年代問わず共通で楽しまれているのは「ネット動画視聴」であり、特に10代および20代は4割以上と他の年代よりも高くなっている。

・年代別に見ると、10代と20代は「ネット動画視聴」「ゲーム」「SNS」とオンラインでの楽しみ方が高くなっている。また、30代は「ネット動画視聴(37%)」、40代と50代は「録画視聴」が最も高く、60代においても「録画視聴」「ネット動画視聴」が上位の楽しみ方になっているなど、継続的な在宅中心の日々の中で “自分時間”に合わせたマイペースな楽しみ方がいずれの年代でも高まっている様子がうかがえる。

テレワークや在宅での学習が促進され始めてから1年が経ち、自宅は“家庭”だけではなく、職場、学校、友人とのコミュニケーションなどさまざまな役割を担う場所となった。また、デジタル化された生活は時間に対する自由度を拡げ、生活者は“自分の好きな時間”を軸とするライフスタイルになっている様子が調査結果からうかがえた。

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