08 JUL

スイッチ・メディア・ラボ、クラウド型サービス「SRO」の提供 スポットCMリーチを最適化

編集部 2021/7/8 17:00

クラウド型テレビCM出稿分析サービス「SMART」を運営する株式会社スイッチ・メディア・ラボ(以下、スイッチ・メディア・ラボ)は、スポットCMの出稿において、予算や絵柄などの諸条件を考慮した上で、放送局ごとの予算配分を最適化するクラウド型サービス「SRO(スポットCMリーチオプティマイザー)」の提供を開始した。

これまで、2020年6月にタイムCMの番組組み合わせ最適化に特化したクラウド型サービス(TRO)の提供を開始、2020年11月にはスポットCMの予算配分最適化の分析受託サービス(SRO)の提供を開始している。今回SROがクラウド型サービスとなったことで、これまで以上に迅速で簡単にスポットCMの最適な予算配分をシミュレーションすることが可能となった。

スポットCMは、放送局ごとの予算配分と、各放送局の絵柄指定によって効果が変わるが、各放送局の予算配分パターンおよび絵柄のパターンの組み合わせ数は膨大になるため、どのような予算配分、絵柄の効果が高いのかを特定することは困難だった。SROは、放送局の予算配分と絵柄の膨大な組み合わせの中から、トータルリーチが高い組み合わせを手元のPC上で簡単に見つけ出すことができるクラウド型のサービス。予算上限やパーコスト、放送局ごとに固定したい絵柄等の条件を設定した上でトータルリーチが高い組み合わせをランキング形式で表示することができるため、柔軟なプランニングが可能になる。

また、SROは過去の出稿実績データを元に、各放送局のスポット単価(GRPパーコスト)や出稿絵柄(全日、コの字など)等、設定された条件を元に、独自アルゴリズムでシミュレーションを行いトータルリーチの高い組み合わせを見つけ出す。シミュレーション結果は、各局の予算配分の組み合わせの中からトータルリーチを基準としたランキング形式で表示され、現在の予算配分とのトータルリーチの差分も表示されるため、改善効果量も簡単に確認することが可能になる。

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