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岡山放送、新本社オフィスにて業務開始

編集部 2021/7/20 13:00

岡山放送株式会社(以下OHK)は、1969年の開局以来初めて本社を移転し、7月19日より新オフィスにて業務を開始した。移転先は岡山駅から徒歩圏内の1.6haという広大なエリアで複合開発が進む「杜の街グレース第一期プロジェクト」のオフィススクエア(10階建てオフィスビル)で、OHKは8~10階を区分所有し、旧本社の全部門(管理・営業・放送関連部門)及びグループ会社、役員の約140人が勤務する。

1フロア約600坪の特性を生かし、これまで6フロアにより分断されていた部署を3フロアに集約。部署の壁を越え有機的に連携するとともに業務効率の向上を目指すという。また、フロア中央部分は3層吹抜けの内階段でつながり、社員が各フロアを機動力高く動き繋がっていくオフィスを目指すとのこと。

管理部門の働き方にフィットしたレイアウトとして、会議室や固定席は最小限残しつつも、世界で注目されるワークスタイル戦略「ActivityBasedWorking(ABW)」をベースに5つのゾーンを導入。社員が最大限にパフォーマンスを発揮できるよう、自らの意思で働く場所や働き方を選択します。テレワーク規定の新設、スマホ内線の導入など、社員の働き方の自由度をより一層サポートし、多様なワークスタイルの実現を推進していく方針。

外部交流ゾーン「KURUNHALL」は、地域とつながるホールとして104席の移動観覧席を設置。来年度より外部貸出を予定しているが、緊急事態への備えとしてBCP拠点の役割も担う。万が一に備えた設計・設備により、放送局の社会的責任を果たしていくという。

移転初日は、全社キックオフ会を開催し、代表取締役社長中静敬一郎氏が社員に向けメッセージを発信。2014年イオンモール岡山内に開設した報道制作拠点「OHKまちなかスタジオミルン」と2拠点連携を深めるとともに、商業・オフィス・行政機能が集積する岡山市中心部エリアにおける存在感を示し、多様化するニーズに合わせた情報発信機能を、社員一丸となり強化していくという。

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