11 AUG

unerry、テレシー社と連携 テレビCMの位置情報サービスの提供開始

編集部 2021/8/11 17:30

リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する株式会社unerry(以下、unerry)は、飲食店や商業施設、レジャー施設などリアルな「場」を起点とする企業のアプリマーケティングのサポートを強化するため、株式会社テレシー(以下、テレシー)とサービス連携。テレシーは、株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、株式会社電通(以下、電通)と共同で運用型テレビCMプラットフォーム「テレシー」を運営ししている。

この連携により、位置情報ビッグデータを活用することで、テレビCMとデジタル広告それぞれの特長を最大化させた、効果的な広告サービスの提供が可能となる。

■生活シーンに合わせた、テレビCM×デジタル広告のコミュニケーションが可能に

「テレシー」は、地上波のテレビCMを100万円から簡単に出稿ができる運用型テレビCMプラットフォームであり、電通が保有する日本最大級のテレビCMに関わるアセットを活用することができる。また、imp(延べ到達人数)からコンバージョン(新規アプリダウンロード数やEC上でのオンライン購入など)までデジタル広告と同じ指標で効果を確認しながら、PDCAを回すことができるなど、デジタル広告運用のノウハウをテレビCMの世界に融合させたサービスを展開していく。

unerryとテレシーが提供する広告サービスにおいては、「テレシー」上で運営するテレビCMの放映やその効果測定の結果に連動した位置情報デジタル広告の配信が可能。たとえば、アプリダウンロードを訴求するテレビCMを放映した後、生活者が特定の施設を訪れたタイミングで改めてプッシュ広告で訴求することで、特に店舗や施設といったリアルな「場」を持つ企業における、新規アプリユーザー獲得に最大の効果を発揮する。またunerryが蓄積する位置情報ビッグデータから、店舗や施設への来店者数の変化を分析することで、テレビCMの効果を推定することも可能。     

テレビCMは細やかなターゲティングやデジタル広告ほどの正確な効果測定を苦手とする一方で、広告到達人数の多さや視聴者1人あたりのコストに優位性があり、また「放映した瞬間」での行動変容力に強みがある。unerryとテレシーは、テレビCMとデジタル広告のそれぞれの特長を、位置情報ビッグデータの活用で最大化させ、企業と視聴者とのコミュニケーション強化に貢献していく。

株式会社unerry

株式会社テレシー