玄海町との締結時の写真

12 AUG

KBC、佐賀県全20自治体と防災パートナーシップに関する協定を締結

編集部 2021/8/12 12:00

九州朝日放送(以下、KBC/本社:福岡市)は、2021年8月2日(月)、佐賀県東松浦郡玄海町と防災パートナーシップに関する協定(以下防災協定)を締結。今回の東松浦郡玄海町との締結により、佐賀県内の20市町と防災に関する協定を締結した。

九州北部エリアでは2017年に九州北部豪雨に見舞われ、朝倉市などを中心に40人を超える犠牲者を出した。KBCでは、この災害時の対応を教訓に、防災への取り組みを強化するため、自治体との連携をスタートさせている。

2018年6月の柳川市から、福岡県内の自治体との防災協定の締結を進め、2020年2月の小竹町との締結により、福岡県の全60自治体との締結を完了。(福岡市と北九州市とは災害時の速やかな情報提供と発信に関する協定を以前より締結しており、この試みでの新たな締結は58自治体)2020年11月からは佐賀県の自治体との締結を開始し、専任の防災担当者が各市町村を回り、自治体の防災担当者と懸案事項および危険箇所などの情報交換や、緊急連絡先の交換を行った。

防災パートナーシップを締結した自治体とKBCは、1人の犠牲者も出さないために、普段からのネットワークも生かしながら、迅速な情報のやりとりを行う。また、発災時だけではなく平常時においても、防災ネットワーク会議の開催や、防災出前授業、防災講演会を共同で行うなど、住民の防災意識の向上を目指して、さまざまな取り組みを行う。また、KBCでは、自治体以外にも、福岡県内の5つのコミュニティFM局や、福岡県内4地域のタクシー協会、日本赤十字社福岡県支部やNTT西日本、NTTドコモ、グッデイとも防災に関する協定を締結。今後もインフラを支える企業などとの防災についての連携を進めていく。

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